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化学物質管理

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  • 12:つくる責任つかう責任

環境汚染や事故の原因となる化学物質は、正しく安全に管理していくことはもちろんのこと、使用量の削減や安全性の高い化学物質への代替など、環境負荷低減に向けた取り組みも企業の重要な責任です。
当社グループにおいては、製品の一部として、また製造工程や排水処理などで多種多様な化学物質を使用しています。化学物質の物理的な削減だけではなく、化学物質に対するマネジメント体制も重要だと考えています。

2022年度総括

化学物質の使用については可能な限り少ない量での使用に努めています。2022年度のPRTR法※1対象物質の取扱量は約102トンで、前年度より約22トン削減しました。化学物質を使用している事業会社では継続的に化学物質管理の教育や緊急事態の訓練を行っています。2022年度も環境活動の年間計画に基づき、教育訓練の実施や、内部監査により現場確認を行いリスクの低減を図りました。

※1 PRTR(Pollutant Release and Transfer Register:化学物質排出移動量届出制度)化学物質の取扱量、環境中への排出量、廃棄物に含まれて事業所外へ移動する量などを把握・集計し、公表する制度。企業はこの制度の対象となる化学物質について集計し、行政機関に年に1回届け出る。

化学物質管理教育

当社グループでは、環境教育のプログラムの中で化学物質管理の専門講座を設けています。講座では化学物質の特性やリスクについて、また、化学物質に関わる法規制、実際の管理におけるポイントなどを多岐にわたり教育しています。
また、化学物質の漏洩などの緊急事態を想定し、その対応策やコミュニケーションに関する手順書を整備しています。 定期的に手順書に基づいた緊急事態対応訓練を実施し、手順書の有効性を確認すると同時に、汚染の拡大防止の方法を実践で習得しています。

化学物質漏洩対応訓練(Seiko Instruments Technology (Shanghai) Inc.)
化学物質漏洩対応訓練(Seiko Instruments Technology (Shanghai) Inc.)

関連リンク

環境マネジメント

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