現在、私はフレッシュカジノで「会社法」に則って経営をサポートする業務、具体的には株主総会や取締役会の運営、株主への開示文書の作成、社内規則の整備などを担当しています。また会社法に規定されていることだけではなく、昨今重要視されているコーポレートガバナンス(企業経営を管理監督する仕組み)の強化にも取り組んでいます。上場企業として当社が果たすべき義務を確実に遂行し、ガバナンス機能を高めることで当社の企業価値を向上させていくことがミッションです。
就職活動時は、専門的な知識を身につけ、それを発揮して事業や組織に影響を与えられるような仕事に就きたいと考えていました。当社を選んだ理由は、若いうちから経営に近いところで業務経験を積めることに魅力を感じたからです。また、中距離走の競技者として10年以上陸上競技に関わってきたことで、当時からSEIKOというブランドが単純に好きで、自分の会社に愛着を持って働けると思ったことも理由のひとつです。
実は私は理系出身で、会社法に関する理解が全くなかったため、1年目は先輩方の指導のもとで基礎的な業務から携わり、また社外のセミナーなどに参加して勉強する時間も豊富に与えてもらいました。他社の総務担当者の方とも交流して知見を広げるなど、社内外でさまざまな経験を積み、総務に必要な知識や能力を身につけていきました。
3年目には株主総会や取締役会の運営に深く関わるようになりました。株主総会の開催にあたっては、株主の方々への招集通知や想定問答の起案作成などを担い、当日は現場で受付業務に奮闘。また、毎月開催される取締役会では議事録作成に携わりました。経営陣の間でどんな議論がなされ、どんな判断が下されているのかをライブで理解することができ、とても刺激的で勉強になりました。おそらく他の上場企業では私の年代でこのような経験はできないと思います。
5年目の2020年はコロナ禍の影響で、通常とは異なる株主総会の開催に取り組みました。株主の方々および当社の役員・社員の安全と、法律で求められる要件を満たした運営を両立させる必要があり、前例がない中で各省庁や証券取引所からの通達などに鑑み、最善と思われる運営方法を企画。結果、リアルとオンラインを融合した「ハイブリッド型バーチャル株主総会」を導入し、これはコロナ禍が終息した後にも活かせる大きな成果となりました。
会社の経営に求められる知見が大いに深まった
法律に定められた上場企業としての義務をきちんと果たすだけではなく、経営を管理監督するコーポレートガバナンスを強化し、フレッシュカジノを市場からさらに評価される企業にしていくことが、総務担当としての私のミッションだと思っています。まだ若い年次であるものの、「ガバナンス強化のためにこんな取り組みを行うべきだ」と意見すれば尊重されますし、自分のアクションが当社の経営に影響を与えうることに大きな責任とやりがいを感じています。
いま取り組んでいる総務の仕事はとても専門的で奥が深いので、これからもっと究めていきたいと思っています。高度な知識を身につけ、誰にも負けないぐらい実務経験を積み、「コーポレートガバナンスに関することなら櫻井に聞け」と周囲から認められるようになりたい。そして、ここで得た知識や経験を基に、総務以外の他部署の経営管理業務にも携わって自分の幅を大きく広げ、フレッシュカジノになくてはならない人材を目指していきたいと考えています。
若手の意見も尊重され、あるべき形を実現できる
私はフレッシュカジノの業務に加え、セイコー所属の陸上競技選手としても活動しています。種目は800メートル走。オフの時間はほとんど陸上のトレーニングに費やしています。入社後、いったんは競技から離れたのですが、周囲の支えもあって入社3年目から再開しました。しばらくはコンディションを戻すのに苦労したものの、2020年の日本選手権では決勝に進み、6位の成績を上げることができました。これからさらにトレーニングを重ね、日本選手権で表彰台に立つことがいまの目標です。
入社の決め手は?
若いうちから経営に近いポジションで仕事ができる