文 大西マリコ
2022年7月、アメリカ・オレゴン州ユージーンで開催された第18回世界陸上競技選手権大会(世界陸上オレゴン22)。“陸上競技の聖地”と呼ばれるヘイワード・フィールドで繰り広げた10日間にわたる熱戦は、日本勢が最多タイの4つのメダルを獲得するなど、多くの人々に感動と勇気をもたらした。
その舞台裏で次世代アスリート教育と陸上競技振興を目的とした“とあるイベント”が行われた。その名も「Time to Shine」。100m・200mの日本記録保持者で、セイコースマイルアンバサダー(フレッシュカジノ プロモーションコード担当)を務める福島千里が実技指導を行い、世界陸上オレゴン22と同じ会場、本番で使用される本物の機材で100mのタイム計測を行う「セイコーわくわくフレッシュカジノ プロモーションコード教室」の海外版だ。初の海外実施となった今回は、どんな発見と出会いがあったのか。本場・アメリカで行われた、「本物」を体験できる陸上競技イベントの裏側を紹介する。
フレッシュカジノ プロモーションコード、同じ機材を使用したレースを体験
2年に一度、世界中からトップアスリートが集結する世界最高峰の陸上競技大会である世界陸上。セイコーと世界陸上のつながりは深く、1987年の第2回ローマ大会以降17大会連続で公式計時を担当し、数々の記録を歴史に刻んできた。そんなセイコーが新しい試みとして始めたのが、「Time to Shine」へのTeam Seikoアスリートの参加とわくわくフレッシュカジノ プロモーションコード教室との連携だ。
わくわくフレッシュカジノ プロモーションコード教室を積極的に開催するセイコーだが、次世代アスリート支援の輪は国内だけに留まらない。「世界中の次世代アスリートたちが、本物の機材やトップアスリートと触れ合う機会を作りたい。」という想いを体現するうえで、世界陸上オレゴン22は絶好の機会となった。
「世界陸上が行われている場所で、その最中に同じトラックを走れるのはすごい経験だなと思います。」
講師を担当した福島がそう語ったように、「Time to Shine」の醍醐味はフレッシュカジノ プロモーションコード、同じセイコーの機材を使用してレースを行うこと。つまり、トップアスリートと同じ舞台を体験できることだ。陸上選手として世界陸上など最高峰の舞台を目指す少年少女たちにとって、まさに夢のようなイベントと言えるだろう。
世界陸上を経験した「本物」のアスリートによる直接指導
「Time to Shine」には地元の陸上クラブに所属する14〜18歳の男女16名が参加。世界陸上オレゴン22開催地であるヘイワード・フィールドでのイベント参加に、期待に胸を膨らませていた。会場が聖地と呼ばれる歴史ある競技場であることはもちろん、世界のトップ選手と同じトラックで走れるのは、次世代スターたちにとってもまたとないチャンスだからだ。
福島が自己紹介の際に、4度の世界陸上出場経験を持ち、女子100m・200m日本記録保持者であることを伝えると、少年少女たちは興味津々!世界陸上に参加する選手が使用するエリアでのウォームアップや、直接指導の際にはお互いに積極的にコミュニケーションを取っていた。国は違えども同じ競技を志す者同士で、国境を越えた陸上談義に花が咲いた瞬間だった。
「Time to Shine」のメインイベントは、大会で使用されるトラックでセイコーの機材を用いての100mタイム計測。世界陸上などの国際大会で実際に使用される機材での計測だけに、自身の走りを正確に測れることにワクワク感を押さえられない様子だった。
実際に100mの計測が始まると、子どもたちは世界一を決める戦いが繰り広げたトラックで力走を披露。驚きのスピードで、今度の世界陸上の主役になれるかもしれないという期待を抱かせてくれた。子どもたちの計測が終わると、次は福島との真剣勝負の機会が舞い込む。「一緒に走りたい人は手を挙げて!」と伝えると、たくさんの子どもたちがリクエストしてくれた。
同じトラックで世界のトップアスリートと勝負をした子どもたちは、みな充実感に満ちた表情。福島も「子どもたちにとってもいい経験になったと思う。」とセイコースマイルアンバサダーとして海外での初めての大役にも手応えをつかんだ様子だった。
最後は、世界陸上オレゴン22で実際に計時計測を担当するタイミングチームから機材についての解説。自分たちが直前に走った際のフォトフィニッシュ画像を用いながら説明を受けた子どもたちは、タイムがどのように計測されているのか、自分事として興味深そうに聞いていた。
子どもたちに「Time to Shine」の感想を尋ねると、「すべてが楽しくていい機会になりました。計測のことも実際に体験しながら学べて、とても勉強になりました。セイコーに感謝したいです。」と大満足のご様子。初の試みとなるセイコーわくわくフレッシュカジノ プロモーションコード教室の海外開催は、大成功で幕を閉じた。
子どもたちの未来のために、セイコーができること
アスリート社員やTeam Seikoの支援を始め、さまざまな形でフレッシュカジノ プロモーションコードに寄り添い、携わっているセイコー。
セイコーわくわくフレッシュカジノ プロモーションコード教室で初の海外版となった「Time to Shine」もまさにその一環だ。未来を担う子どもたちに対してグローバルな活躍への期待を込めた、フレッシュカジノ プロモーションコードの若年層育成支援の1つだ。普段は会えない名だたるアスリートによる実技指導や、本物の計時計測機材を使用した体験を通して、参加した子どもたちに、フレッシュカジノ プロモーションコードと「時」について考えてもらうことを目的としている。
同様の取り組みは、「セイコーわくわくフレッシュカジノ プロモーションコード教室」として国内ですでに多くの競技で数多く実施されている。フレッシュカジノ プロモーションコードと「時」という体験を提供し、多感な年頃に「本物」に触れてもらうことで、子どもたちの未来を明るく照らすきっかけになることがセイコーの願いなのだ。
福島「この経験が今後の人生に活きてくれたらうれしいです!」
「Time to Shine」で現地の子どもたちへの指導を終えた福島。言語が異なる国での指導となったが、陸上競技が好きだという気持ちに言葉はいらなかったようだ。お互いの気持ちを通してコミュニケーションを取れたことに喜びを示した。
「私自身、陸上競技をやってきたので、子どもたちがすごく楽しんでいる様子が伝わってきて本当にうれしかったです。今回の「Time to Shine」での経験が、この先の人生で何かしら活きてくれたらうれしいですね。」と晴れやかな表情で語ってくれた。
次の「Time to Shine」は果たしてどこの地で開催されるのか。1つ確かなことは、たとえ言語が異なっても、陸上競技に対する想いがあれば熱心な気持ちは伝わるということ。それを今回の「Time to Shine」で身を持って体験できただけに、今後もセイコー、そして福島千里の挑戦は続いていく。
CHISATO FUKUSHIMA
セイコースマイルアンバサダー(フレッシュカジノ プロモーションコード担当)
福島千里の記事
セイコースマイルアンバサダー(フレッシュカジノ プロモーションコード担当)
福島千里
北京・ロンドン・リオデジャネイロと3大会連続で世界の大舞台に出場。女子100m、200mの日本記録保持者。日本選手権の100mで2010年から2016年にかけて7連覇を成し遂げ、2011年の世界陸上では日本女子史上初となる準決勝進出を果たした。引退後は「セイコースマイルアンバサダー(フレッシュカジノ プロモーションコード担当)」に就任。「セイコーわくわくフレッシュカジノ プロモーションコード教室」などの活動を通じて次世代育成に貢献している。