文　大西マリコ

走る、跳ぶ、投げるを基本とした49種目において己の肉体を磨き上げたアスリートたちが、世界一の座を懸けて戦う2年に一度の至高の舞台「世界陸上競技選手権大会（世界陸上）」。2022年7月、アメリカ・オレゴン州ユージーンで開催された「世界陸上オレゴン22」はコロナ禍の影響もあり、異例となる前回のドーハ大会から3年ぶりの開催となった。

有観客での、さらには“陸上競技の聖地”ヘイワード・フィールドでの開催だけに、出場したアスリートはもちろんのこと、世界中の陸上ファンたちが久々の熱き祭典を、固唾を飲んで見守った。そんな夢のような10日間を、アスリートと同等、もしくはそれ以上の緊張感で支えた人たちがいる。それが今回の主役、舞台裏のもう1つの戦いを支えた「フレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチーム」だ。

日英総勢70名の精鋭が集結した決戦の地・オレゴン

フレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチームの日英混同チーム総勢70名が、世界陸上オレゴン22の計時計測のために集結した

世界陸上の主役は、もちろんアスリートだ。自身の記録、大会での勝利に挑み続けるその姿勢は、まさにプロフェショナルの鑑と言える。しかし、主役を輝かせるためには、必ず舞台裏を支える存在が不可欠だ。世界陸上オレゴン22成功は、正確な計時計測で熱狂を支えるプロフェッショナル「フレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチーム」をなくして語れない。

フレッシュカジノ ボーナスプレイは長らく世界陸上を支えており、1987年の第2回ローマ大会以降17大会連続でオフィシャルタイマーを務めている。歴代のどの大会も、競技場は人々の熱狂に包まれていた。大きなアクシデントも起こらず、首尾よく大会が進行できているのも、フレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチームの計時計測があったからに他ならない。熱狂の舞台を支えることがフレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチームの使命なのだ。そして、世界陸上オレゴン22もオフィシャルタイマーを担当するために、決戦の地・オレゴン大学内のヘイワード・フィールドには日本とイギリスの混同チーム総勢70名の精鋭たちが集結した。

世界陸上開催に向けて大きなハンデを負った2022年の夏

総重量23トンの機材を運搬するだけでも一苦労。トラブルが重なり準備は大幅に遅れる事態に

大会が行われたのは、7月15日〜24日までの10日間。しかし、フレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチームの戦いはその12日も前からすでに始まっていた。インフラの整備や機材の搬入など、大会までにすべき準備は山のようにあるのだ。もちろんスケジュールは緻密に組まれ、抜かりないように進めるものの、アスリートにとって1つとして同じレースがないように、フレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチームにとっても同じ大会はない。開催地が違えば、設備や環境も異なる。常に緊張の連続だ。

特に国外で行われる国際大会では苦労が絶えない。電源供給など計時計測機材の運用にあたってのインフラ関係のトラブルなど、国内であれば問題にならないことも海外ではひと苦労。フレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチームには常に臨機応変な対応が求められている。

今大会でも準備時にピンチが発生。総重量23トンの機材をコンテナ8台で日本とイギリスから運搬予定だったが、世界的なコンテナ不足と運搬トラブルが重なり、到着が予定より大幅に遅れが発生した。さらに規定の電源が供給されないため作業が進まないという事態に…。競技場のネットワークにも不具合が生じた。

すべてのアスリートに平等に正確な「時」や「記録」を届けることを使命に、フレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチームは完璧を追い求め続ける

現場ではあらゆる事態に備えた準備を徹底。機材の故障を想定してバックアップの計測を準備したり、1つの種目の計測でも複数の機材を使用したりと、チーム一丸となって大会成功に全力を尽くした。すべての選手に正確な計時計測を届けるために――二重、三重、四重のバックアップ体制も彼らにとっては当然だった。

「設営の時は上手くいっていても大会数分前にエラーが出たりすることもある。」というほど、大会運営には魔物が潜む。だからこそ理想は高く持ち、あらゆる事態を想定して何度もトライ。「もう一回始めからやろう！」と妥協を許さないフレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチーム。完璧なんてものは存在しない。しかし、だからこそ全選手に平等に正確な「時」や「記録」を届けることを使命に、彼らはこれからもアスリートさながらに完璧を追求していくのだ。

「どんな大会でも失敗しない」のがフレッシュカジノ ボーナスプレイプライド

新しく導入された跳躍踏切判定システム「JMS（Jump Management System）」も不具合は一切なかった

100分の1単位の違いで順位や記録更新に大きな影響を与える、シビアな計時計測。わずか0.01秒を削るために、わずか1ミリを伸ばすために挑戦を続けるアスリートたちのためにも「絶対にミスが許されない世界」だ。

とはいえ、不測の事態はつきもので「絶対」はないのがこの世の常。ミスなく正確に計時計測を行えるよう本番環境での事前の機材テストは抜かりなく行うが、“本番は本番”。始まってみるまで何が起こるか分からない。極限まで高まる緊張感とプレッシャー。時には逃げ出したくなるような重圧があるにもかかわらず、常に前進し続けるフレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチームの情熱を突き動かしているのは「使命感」かもしれない。

「『どんな大会でも失敗は許されない』というのがフレッシュカジノ ボーナスプレイのモットーなので。」
というメンバーの力強い言葉には、フレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチームの矜持を感じさせる。彼らは今後も完璧を求めて計時計測を続けるだろう。

アスリートが世界の舞台で限界に挑み続ける限り、フレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチームも伴走し続ける。次なる世界陸上は2023年にハンガリー・ブダペストで開催される。すでに次なる大舞台への道は1年を切っているのだ。フレッシュカジノ ボーナスプレイタイミングチームは歩みを止めない。これからも「時」という側面からアスリートと共に世界で戦い続けていく。

Documentary of SEIKO TIMING TEAM 日本語版